カチッとメロディー

ねらい

不良接点と電磁波によるスイッチを使ったおもちゃを通して、科学的なものの見方や考え方を育てる。

材料

作り方 

  1. ベニヤ板の端から5cmぐらいのところに、裏から25mmくらいの釘を打つ。
  2. プラスチックのカップの底に、キリで穴をあけ、ベニヤ板に打った釘に通す。カップが動かないように両面テープかボンドでとめておくほうがよい。
  3. ICメロディーから出ている導線と、15〜30cmぐらいに切った導線の両端にワニ口クリップを付ける。
  4. 電池ボックスとICメロディーをベニヤに取り付ける。両面テープか木ねじを使うとよい。
  5. プラスチックカップに5×8cm(2つ折り)に切ったアルミホイルを両面テープで付け端子とする。

  6. カップの底に出ている釘にローソクをさしておく。
  7. アルミホイルを1〜2cmぐらいにまるめて玉を作り、カップの7・8分目くらいまで玉を入れる。
  8. 図のように配線する。

使い方と原理

  1. ライター(圧電素子を使用しているもの)でローソクに火を付けるとICメロディーが鳴り出す。
  2. アルミニウムは電気を通すが、酸化しやすく、カップの中のように玉を詰めておくと、アルミニウム同士の接点が小さく、不良接点ができる。そのため、回路はつながっているように見えるが、そのままでは電流が流れない。
    圧電素子などで、電磁波を出してやると、電磁波が引き金となって不良接点に電流が流れだし、ICメロディーが鳴り出す。
  3. 息を吹きかけたり、軽く揺すってやると音が止まる。ローソクはなくてもよい。

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